アモルファストランス

省エネルギーを通じて地球環境保全と事業収支の改善をご提案

地球温暖化問題やオゾン層の破壊問題など、環境問題は事業者にとっても今や避けて通ることのできない重要な経営課題の一つです。
また、行政も一般産業用変圧器のトップランナー制度の適用をはじめ環境問題への精度の整備を計るため、従来のケイ素を使用した変圧器ではその制度の基準を満たすことができなくなりまう。これらの問題解決には、組織ぐるみの継続的な省エネルギー活動が欠かせません。

「無負荷損」「負荷損」を大幅に低減し、「省エネルギー」「ランニングコスト・ミニマム」を実現

アモルファス合金の優れた特性(無負荷損失最大1/6低減)
巻線構造の改良により負荷損を大幅に低減(負荷損失を最大1/2低減)

アモルファス合金は配合する金属の種類、元素の組み合わせによって幅の広い応用が期待されています。
その特徴として

  • 浸透率が高い
  • 鉄損が小さい
  • 磁歪を広い範囲で制御
  • 電気抵抗率が高く、温度変化が小さい
  • ●●張係数や融性率の温度係数が小さく
  • 機械的な強度が大きい

などなど

 

honeywell International inc.の先端技術で作られたアモルファスコアを使用しています

The worid’s first 50,000kVA Amorphous Transformader

Green-Amtrans®

1. CO2を削減、地球温暖化を防止します

日本でエネルギー消費に伴い消費されるCO2は、1年で炭素換算約3億トン、国民1人あたり2.5トン、その1/3が発電により発生します。電機は発電から最終的に使用されるまで幾度も変圧器(トランス)を通り、その度に電力損失が発生します。Green-Amtrans®は電力損失を大幅に低減し、大気中に放出されるCO2の量を抑えます。

2. エネルギー損失を最小限に抑えます

Green-Amtrans®は従来のケイ素鋼板鉄心使用のトランスに比べ、無負荷時の電力損失(鉄損)を1/4~1/6に低減、また巻線の改良により、負荷時の電力損失(銅損)も大幅に低減しました。

3. 高周波による電力損失の増加を制御します

エレクトロニクスお発展とインバーターなどの省エネ機器の普及により、変圧器を流れる電流は、50~60Hzの商用周波数を持つきれいな波形の交流ではなく、高周波の影響を受け変形しています。Green-Amtrans®は、高周波による電力損失の増加を抑制します。

4. キューピクル対応のコンパクト設計

コンパクト型Green-Amtrans®は、従来のアモルファストランスは勿論、ケイ素鋼よりもコンパクトに設計。更新時キューピクル内にも比較的容易に設置できます。

5. 充実のラインナップ

Green-Amtrans®には単相10-1,000kVAの幅広い容量を用意しました。また、特高トランス、乾式トランス、特殊トランスなどユーザーの仕様、設備に合わせて設計ができます。

アモルファストランスは高効率、標準ケイ素銅トランスに比べ、設置後のランニングコストにおいて、無負荷損と負荷損が大幅に低減されます。これらにより投資回収が早められ、使用期間を考慮すると経済性に大変優れていることがわかります。